お金がない、やばい!そんな時に参考にしてほしい11の方法

「お金がない。やばい」と訴える声はあちこちで耳にします。

そんな時は、どうすればいいのか。急ぎならば、どういう方法でお金を工面すればいいのか。どこかから借りることはできるのか。お金がないのに借りられない場合はどうすればいいのか。

理由や状況は人により違っても、経済的に困ったことには変わりません。お金がなくてやばい時にどうすればいいのか、そんな時に参考になる11の方法を紹介します。

「お金がない。やばい」状態の時の対処法は実はいくつかある

本当にお金がないために明日の食費にも困る人もいれば、来月をどうするかを悩む人など、お金の悩みは人により違います。状況は違うかもしれませんが、どちらにせよこのままでいい訳はありません。

まずは、何かしらの方法でお金を得ることが必要です。そんな時のための対処法を以下に紹介します。

  • カードローンでお金を借りる
  • 既にある借金の債務整理をする
  • クレジットカードのキャッシング枠を利用する
  • 生命保険の契約者貸付でお金を借りる
  • フリマやネットオークション、リサイクルショップ等を活用する
  • 質屋を利用する
  • 日雇いや単発のバイトをする
  • 親や親類、友人に借りる
  • 給料を前借りする
  • 会社の従業員貸付制度を利用する
  • 公的な支援に頼る(生活保護、失業保険など)

大まかに分けてある内容もありますが、お金がない時に頼れる、または対策としてこれらの対処法があります。状況により使える方法や自分では活用できない方法もあるかもしれませんが、参考になるはずです。

急いでいる時や一時的にお金がない場合はカードローンがおすすめ

お金がない状態も人それぞれです。その中で一時的にお金がない人やすぐに必要な人には、すぐにでも対処できる方法としてカードローンをおすすめします。

カードローンというと、返済を考えて二の足を踏んでしまう人もいるかもしれませんが、経済的に困った時に助かりますし、返済ができないような人は審査に通らないため必要以上に心配することはありません。

ギャンブルはいけませんがお金の使い道を問わず借りられるのは、カードローンの大きなメリットで、一時しのぎにはとても便利です。

カードローンでお金を借りるメリット

  • 即日融資も可能
  • 使い道が原則自由
  • 限度額内ならば繰り返し借りられる
  • WEBでの手続きで借りられるところが多い

カードローンを扱っている金融機関は、コマーシャルで知っている人もいるでしょうが多いです。

カードローンを扱っている金融機関

  • 消費者金融
  • 銀行
  • 信販会社、クレジットカード会社

その中で消費者金融では、申し込みしてからその日のうちに借りられる可能性があり、急いでいる人に向いています。また、申し込みしてから一定期間、返済が無利息になるサービスをつけていたり、会員向けのサービスをつけていたりするところもあります。早く返済できれば、利息を減らすこともできます。

銀行は審査に時間がかかり早いところでも翌営業日となりますが、金利が低いというメリットがあります。信販会社やクレジットカード会社もカードローンを扱っているところはありますが、こちらも審査には時間がかかります。時間に余裕のある時は、検討する余地はあるでしょう。

ただし、どこから借りるにしても審査があるため、絶対借りられる保証がないことだけは忘れてはいけません。以下の人は、審査に通るのが難しいと承知して、他の方法を検討することをおすすめします。

  • 無職の人
  • 信用情報に傷がある
    (クレジットカードを延滞中、または延滞したことがあるなど)
  • 既にカードローンで年収の3分の1近くの借金をしている

仕事がなく生活が厳しい人はどうしようもないかといえば、そんなことはありません。心配しなくても、他の対処法を後で紹介します。まずはおすすめのカードローンを紹介します。

急いでいるならば優先的に対応が可能のSMBCモビットがおすすめ

大手消費者金融には、無利息期間サービスをつけているところが多い中、SMBCモビットは無利息期間はありませんが、急いで周りにばれたくない人に向いているカードローンです。

SMBCモビットの商品概要

金利(実質年率) 3.0~18.0%
限度額 800万円
遅延損害金(実質年率) 20.0%
申込対象者 20歳以上69歳以下
安定した定期収入がある人
会社基準を満たす人
申込方法 パソコン・スマートフォン・電話・郵送・ローン契約機

SMBCモビットで大きなポイントは、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行のいずれかの口座を持ち社会保険証または組合保険証を持っているとWEB完結申込が可能となっている点です。この申込方法ならば、家族をはじめ周りにカードローンの申し込みがばれにくいです。

SMBCモビットの特長

  • 来店不要
  • WEB完結申込が可能
  • 即日融資可能
  • 最短30分で審査
  • 急ぎの場合、別途対応が可能
  • 郵送物・電話なし可能
  • カードレス可能
  • スマホATMで借り入れや返済が可能
  • Tポイントが貯まる

いくつかある特長の中でも申し込みの対応がよいことがわかります。WEB完結申込では、口座が必要などの条件はあるものの周りに知られないように郵送物や電話連絡がない手続きが可能です。また、急ぎであることを申し込み後すぐに電話で伝えると優先的に対応してくれます。

他にもスマホにアプリをダウンロードすると、セブン銀行ATMをカードレスで利用することができます。アプリをダウンロードしておくと、いざという時に便利です。

早くお金が必要で金利が少しでも低いところならプロミスがおすすめ

プロミスもよく知られた消費者金融です。ここの特長は、消費者金融の中では上限金利が他社よりも低いことでしょう。

プロミスの商品概要

金利(実質年率) 4.5~17.8%
限度額 500万円
遅延損害金(実質年率) 20.0%
申込対象者 20以上69歳以下
本人に安定した収入がある人
申込方法 パソコン・スマートフォン・電話・郵送・自動契約機・店舗

下限金利が4.5%と他社よりも高いのですが、実際に初めて借りる場合は、上限金利の方での借り入れになることがほとんどです。その点で見ると、プロミスは他社よりもわずかではあるものの、金利が低い点がポイントです。他の特長としてもいくつかあります。

プロミスの特長

  • 来店不要
  • WEB完結申込が可能
  • 即日融資可能
  • 最短1時間で融資
  • カードレス可能
  • 在籍確認についての相談可能
  • 女性専用申込先あり
  • アプリローンで借り入れや返済が可能
  • 初回借入日の翌日から30日間無利息
  • 会員優待サービスあり

他社もある30日間無利息のサービスは、メアドの登録とWeb明細書の利用が必要です。プロミスの場合は契約日の翌日が起点の他社と違い、初回借入日より翌日と、実際に利用してからのサービスになっています。

また、スマートフォンにアプリをダウンロードして契約をすると、アプリローンとしてセブン銀行とローソン銀行のATMでの利用をカードレスで行うことができます。早いだけでなく、手軽にお金を借りられます。

アプリを使うよりもカードで借りたい時はアコムがおすすめ

今はアプリを使ったカードレスでの利用が増えている消費者金融ですが、従来の方法の方が使いやすいという人もいるでしょう。アコムは、カードレスでの借り入れはできませんが、申し込みがしやすくて人気のある消費者金融です。

アコムの商品概要

金利(実質年率) 3.0~18.0%
限度額 800万円
遅延損害金(年率) 20.0%
申込対象者 20歳以上
安定した収入と返済能力を有する人
会社基準を満たす人
申込方法 パソコン・スマートフォン・電話・郵送・自動契約機・店頭窓口

アコムは、金利や限度額は他社と大きく変わらないため数字的には平均的な消費者金融といえます。特長としては、以下の内容があります。

アコムの特長

  • 来店不要
  • WEB完結申込が可能
  • 即日融資可能
  • 最短30分でカード発行
  • 郵送物なし可能
  • 女性専用の申込先あり
  • スマホアプリで返済可能
  • 初回契約日の翌日から30日間無利息

アコムも他社と同様、即日融資が可能となっていますが、振り込み、またはカードが必要です。そのカード発行を郵送なしで手続きするには自動契約機へ行くことが必要ですが、自動契約機は全国で850店舗以上あります。

また、アコムが初めての人には、契約日の翌日から30日間の無利息サービスがあります。ただし、契約日から換算されるため、前もってカードを作りたい人には適用が難しくなります。

長い無利息期間を活用して返済するならばレイク ALSAがおすすめ

レイク ALSAも知っている人は多いでしょう。他社とよく比較されるのは無利息サービスの内容ですが、商品概要としては大きな差はありません。

レイク ALSAの商品概要

金利(実質年率) 4.5~18.0%
限度額 500万円
遅延損害金(年率) 20.0%
申込対象者 満20~70歳
国内居住・日本の永住権を取得している人
申込方法 パソコン・スマートフォン・電話・自動契約機

レイク ALSAの特長もたくさんあります。

レイク ALSAの特長

  • 来店不要
  • WEB完結申込が可能
  • 即日融資可能
  • 最短1時間で融資
  • 郵送物なし・電話連絡なし可能
  • カードレス可能
  • 女性専用の申込先あり
  • スマホATMで借り入れや返済が可能
  • 初回契約日の翌日からの無利息サービスが選択できる

※2020年12月23日よりセブン銀行のスマホATMの借り入れが利用停止です。
※2020年12月8日よりWEB返済サービス(インターネットバンキングを使った返済方法)を停止中です。

レイク ALSAの大きな特長は、無利息サービスが他社と違い2つの選択肢があることです。ただし、どれも初回契約日の翌日から換算されることになります。

  • 60日間
    (WEB申込限定のみ可)
  • 180日間、借入額の5万円分まで
    (契約額1~200万円の人が可)

ただし、それぞれに申込方法や契約等の条件があります。自動契約機または電話での申し込みの場合は、30日間、または180日間(5万円まで)までからの選択となります。契約額が200万円超の人は、30日間無利息に限られます。当然、併用はできません。

カードレスになるスマホでATMを使う場合は、レイクALSAはセブン銀行になります。

無利息期間がありアプリを上手く使うならばアイフルがおすすめ

アイフルも知っている人が多いカードローンです。イメージの色がアコムと同じ赤なので混乱している人もいるかもしれませんが、商品概要は似ていても別のカードローンになります。

アイフルの商品概要

金利(実質年率) 3.0~18.0%
限度額 800万円
遅延損害金(実質年率) 20.0%
申込対象者 満20歳以上
定期的な収入と返済能力を有する人
会社基準を満たす人
申込方法 パソコン・スマートフォン・電話・自動契約機

アイフルの特長は、以下の内容があります。

アイフルの特長

  • 来店不要
  • WEB完結申込可能
  • 即日融資可能
  • 最短25分で融資
  • 郵送物なし・電話連絡なし可能
  • 急ぎの時は優先的な対応が可能
  • カードレス可能
  • スマホアプリで借り入れ・返済が可能
  • 契約日の翌日から30日間無利息

アイフルも誰もが知っていて人気のあるカードローンのひとつです。急ぎの時も、WEB申込後に電話をすれば、優先的に対応してもらえます。

また、アイフルもスマホを使って、カードレスでコンビニATMでの借り入れや返済ができます。こちらはセブン銀行、ローソン銀行が対象です。アイフルの30日間無利息は、契約日翌日から換算されます。

ちなみに、各カードローンで紹介した、即日融資や最短時間については、それを保証するものではありません。どのカードローンであろうと、申し込みした時間帯や審査の状況により、翌日になったり時間がかかったりすることがあることは理解しておきましょう。

銀行カードローンは即日融資はできないが低金利を優先したい人向け

カードローンには、消費者金融だけでなく銀行カードローンもあります。銀行カードローンの特長で特に知られているのが、金利の低さです。

カードローン 金利 限度額
三井住友銀行カードローン 1.5~14.5% 800万円
みずほ銀行カードローン 2.0~14.0% 800万円
三菱UFJ銀行カードローン
「バンクイック」
1.8~14.6% 500万円
りそな銀行カードローン 3.5~13.5% 800万円
楽天銀行スーパーローン 1.9~14.5% 800万円
イオン銀行カードローン 3.8~13.8% 800万円

みずほ銀行カードローン、三井住友銀行カードローン、りそな銀行カードローンでは、住宅ローンなどの利用があれば金利が下がるサービスをつけています。楽天銀行の場合は、ポイント付加が特長です。

三井住友銀行カードローン、バンクイック、楽天銀行スーパーローン、イオン銀行カードローンでは、口座がなくても利用が可能です。

ただし、注意しなくてはいけないのは、銀行カードローンは即日融資ができない点です。これは以前、銀行カードローンの過剰融資が社会問題になったこと、反社会勢力へ融資をしたことが発覚した問題により、審査をはじめとする改革が行われたことが理由になります。

銀行カードローンは、どんなに早くても翌営業日でなければお金を借りることができません。

既に借り過ぎて多重債務になっているなら債務整理を検討する

既にカードローンなどの利用を行っていて、返済が行き詰まっている人もいるかもしれません。その場合は、対応が変わってきます。

利用中のカードローンの返済ができていなければ、新たに別のカードローンに申し込みすることは、まずできないでしょう。申し込みしても審査に通らない可能性が大きいです。

多重債務でもおまとめローンにすることで返済の負担が減る可能性もある場合は、おまとめローンに申し込みすることを検討してもいいかもしれません。また、どう工夫しても返済が厳しい場合は、債務整理をする方法もあります。

債務整理とは、自己破産がよく知られているように、カードローン側と交渉する、または裁判所に認めてもらうことで借金を減らしたり無くしたりしてもらう方法です。債務整理をする場合は、弁護士などの専門家の力が必要です。

まずは、借金問題の相談を受け付けているところに相談するところから始めてください。

借金が返済できずに困った時の相談先

  • 国民生活センター(消費生活センター)
  • 日本クレジットカウンセリング協会(JCCO)
  • 司法書士
  • 弁護士
  • 法テラス など

国民生活センターは、消費者問題に取り組む機関で、身近に買う商品によるトラブルから架空請求など、消費者が関わる様々なトラブルの相談や対応機関として多くの人からの問い合わせに対応しています。借金問題にもアドバイスをしてもらえます。

日本クレジットカウンセリング協会は、多重債務の相談にのってくれ、専用の問い合わせ先も用意されています。相談だけでなく、任意整理のサポートもしてもらえます。

法テラスの正式名称は「日本司法支援センター」です。法的なトラブルを解決するのに必要な専門家の力を借りるための相談窓口ともいえる機関で、多重債務も相談対象になっています。収入などの条件はあるものの、無料相談や必要に応じて弁護士に支払う費用の立替なども可能です。

クレジットカードのキャッシングや生命保険の契約者貸付で金を借りる

今は生活に欠かせなくなったクレジットカードですが、そのカードにキャッシング枠をつけておけば、いざという時にお金を借りることができます。

ただし、キャッシング枠がついていなければ、新たにキャッシングの申し込みをしても審査に時間がかかってしまいます。即日に審査に通ることは難しいでしょう。

もし、持っているクレジットカードがあればキャッシング枠の有無を確認し、ついていなければ前もってつけておくように申し込みしておくことをおすすめします。

キャッシング枠があっても買い物が多ければキャッシングは厳しい

注意点として、もし既にキャッシング枠があったとしても使えない時があります。それは、クレジットの総額の枠いっぱいにショッピングをしている場合です。

クレジットカードのキャッシング枠はそれ単体で金額の上限が決まっているものの、クレジット総額の枠をショッピング分で使ってしまっていると、キャッシングの利用ができません。

例:総額50万円・キャッシング枠上限10万円の場合

シッピングで利用した額 使えるキャッシング枠
30万円 10万円
40万円 10万円
45万円 5万円

例を見るとわかりるでしょうが、ショッピングの利用の仕方でキャッシングの利用上限額が変わってきます。クレジットカードの利用が多い人は、使える金額を確認しておきましょう。

生命保険に加入していれば契約者貸付でお金を借りることも可能

生命保険の契約者として加入していれば、契約者貸付を利用することも可能です。これは、生命保険の解約返戻金を担保にして一時的にお金を借りるシステムです。

そのため、契約者でなければ利用することができません。また、積立型の生存保険料が含まれているタイプになり、加入している生命保険の種類にもよります。

メリットとしては、金利が低いことと審査がないこと、また保険の解約をせずにお金を借りることができる点です。上限額は、一般的に解約返戻金の7~8割ほどといわれています。

ただし、返済できないと利息が増えることで借入残高が大きくなり、保険の支払いがあっても満額もらえなくなったり保険が失効したりする心配があります。しかし、健康面や再度の保険料を考えると、一度解約して再加入するよりはおすすめの方法です。

身近なものを売るのはフリマや質屋で可能。単発バイトも今は多い

カードローンにしろクレジットカードのキャッシングにしろ、審査があるため必ずお金が借りられるわけではありません。そんな時のとりあえず収入を得る方法としてよく指摘されるのは、家にある不要品や使わなくなったものを売ることです。

家にあるものを売る場合、古着やゲーム機のソフトなど内容によってはあまり金額がつかないこともありますが、一時しのぎにはなります。逆にモノによっては、リサイクルショップよりもネットオークションで売る方が金額が高くつくこともあります。

急ぎで現金が欲しい時は、リサイクルショップの方がおすすめです。また、近くでフリーマーケットなどの企画があれば、まとめて売ることができ家の中も片付くチャンスです。どの方法がよいのかは、時間の問題や慣れもあるため自分ができる方法で行うことをおすすめします。

また、昔からある質屋ですが、モノを売るところと勘違いしている人もいます。

質屋とは
家にある品物を預けるかわりにお金を借りることができる店舗を指します。買い取りも行いますが、それだけではありません。期限までに元金と利息を返せば、品物を返してもらうことが可能です。返済ができなければ、預けた品物を質流れとして店で販売されることになります。

家にちょっと高価なものがあり、返済の目途がある場合は質屋を活用するのも方法です。質入れと買い取りのどちらがいいのかは、品物に対しての感情や金額で判断すればいいのかもしれません。

売るものがない場合は、バイトなどで稼ぐ方法もあります。今はバイトを紹介するサイトも増え、見やすくなっています。必ず見つかるとは限りませんが、今は短期のものも多く紹介するところもあります。

派遣の仕事だと給料を手にするまでに時間がかかることも多いのですが、単発バイトならばすぐにお金を手に入れることができるため活用してみるのもいいかもしれません。普段別の仕事があれば、単発のバイトや日雇いという方法はおすすめです。

身近な人や会社から借りる方法もあるがきちんと返すことを忘れない

これは人により優先順位が変わってきますが、親をはじめとする身内や友人に頼ることができるのならば、まず頼ることをしてみることをおすすめします。その方が無利子なる可能性が高いからです。

もちろん、借りる先が親だったとしてもけじめは必要です。また、友人などは返済をきちんとしなければ、信頼を無くして友人そのものを無くしてしまうかもしれません。

相手も返済を心配する可能性があるため、できれば借用書を作るといいです。その方が、お金を借りている自覚が芽生えて返済意識が高まります。返済をきちんと行えば、後々の関係も悪化しづらくなります。借用書は、ネットで調べると見本がたくさんあります。

法的には給料の前借りはできる。会社により貸付制度の利用も可能

会社にもよりますが、会社をあてにする方法もあります。要は、給料の前借りです。正確に言えば、給料日前でも働いた分を先にもらうことは法的には可能です。

ただし、労働基準法第25条にあるように、「出産、疾病、災害その他厚生労働省で定める非常の場合の費用に充てるために請求する場合」になります。給料の前借りは可能でも、理由によっては難しい可能性があることは知っておいた方がいいです。

会社によっては、従業員貸付制度を設けているところもあります。福利厚生のひとつとして、貸付制度を導入している会社もあるのです。ただし、全ての会社であるわけではありません。

しかし、貸付制度があれば外部で借りるよりも低い金利で借りることができ、審査もカードローンなどより柔軟な対応をしてもらえる可能性が高いです。金額などの具体的な内容は会社によりますが、一般的に幅広い内容が借りる理由の対象となっているため、給料の前借りを考えなくてすみます。

どちらにせよ、勤めている人は一度、会社の上司や社長に相談してみましょう。

時間がかかることが多いが公的支援を活用する。相談先は理由で変わる

今日明日のタイミングでお金を手に入れることは難しいのですが、人が生活していく上で必要な支援は行政にもあります。先行きがなかなか見えない時は気づかないことが多いのですが、このような支援があることをまずは知ってください。

  • 生活福祉資金貸付制度
  • 住居確保給付金
  • 失業保険(雇用保険の給付)
  • 求職者支援制度
  • 障害(厚生)年金・障害手当金
  • 生活保護

内容により申請や相談先は違いますが、状況によって様々な経済的なサポートがあります。

生活福祉金貸付制度は無利子や低金利で借りられる公的な貸付制度

生活福祉資金貸付制度には、いくつかの支援資金の種類があります。基本的には、低所得者や高齢者、障害者の人の生活を支えるためにある制度です。窓口は各市町村の社会福祉協議会になっていて、貸し付けだけでなく民生委員の相談支援も行っています。

支援の種類としては主に4つあり、その中でまた細かく分かれています。

種類 上限額
<総合支援資金>
生活支援費
住宅入居費
一時生活再建費
15~60万円
<福祉資金>
福祉費
緊急小口資金
10~580万円
<教育支援資金>
教育支援費
就学支度費
3.5万/月~50万円
<不動産担保型生活資金>
不動産担保型生活資金
要保護世帯向け不動産担保型生活資金
~30万円/月

それぞれに限度額と審査はありますが、無利子~かなりの低金利でお金を借りられます。また、保証人は原則必要とあるものの、なしでも貸し付けてもらうことは可能です。

特に今は、令和3年11月末までと期限はあるのですが、「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金」の申請ができます。これは、緊急小口資金特例貸付の利用ができない世帯でも条件によっては利用できる制度です。

借りられるかどうかは個々での判断になりますが、相談しなければ先にはすすまないため、まずは社会福祉協議会に相談することが大切です。

住居確保給付金とは家賃を変わりに家主に支払って支援する給付金制度

こちらは生活そのものではなく、住宅に関する費用に対する支援です。家賃の支払いに困っている人向けの支援ですが、対象者は離職や廃業2年以内、離職していなくても同等の収入減少がある方と条件があります。

また、収入の世帯合計額の条件や求職活動の要件もついています。細かい金額等については自治体により違うためまずは相談することが必要ですが、貸し付けではなく給付となっていることから様々な制約は仕方がないでしょう。申請先は、生活困窮者自立支援機関となっていますが、地域で違うため確認してください。

給付金は、申請者ではなく自治体から賃貸住宅の賃貸者や不動産業者などの支払先へ直接支払う仕組みになっています。そのため、間違えて使い込んでしまう心配がありません。

失業保険とは本来は雇用保険の給付で失業した時にもらうお金を指す

職を失った場合、勤めていた時に雇用保険に入って徴収されていれば、失業保険をもらうことができます。

失業保険とは
失業保険と一般的にいっているものは、実際は雇用保険の失業給付になり、失業手当(正式には基本手当)ともいわれています。給料明細を見るとわかりますが、雇用保険は毎月の給料から徴収されていて、会社を辞めた後、次の就職が決まるまでの一定期間支給してもらえる仕組みになっています。

実際には、雇用保険は誰でももらえるわけではなく、雇用保険の被保険者だった期間(徴収されていた期間)が離職前以前2年間に、通算して12ヵ月以上必要です。(ただし、離職理由によっては離職の日以前1年間に被保険者期間が通算で6ヵ月以上となります)

簡単に言えば、一定期間以上、雇用保険を支払っていないと、仕事を辞めても失業保険の給付を受けることができません。

また、多くの人が離職してハローワークに通う様子でわかるように、離職してもすぐに働くつもりがない場合も給付を受けることができません。

受給期間ですが、離職日の年齢や雇用保険の被保険者の期間、離職理由により変わってきます。自己都合などの一般的な離職、会社倒産や解雇などによる離職の特定受給資格者、例えば親の介護が必要になったなど本人の意思とは別の理由がある離職の特定理由離職者では、給付の条件が変わってきます。

ちなみに、基本手当の日額は原則、離職直前の6ヵ月の毎月の決まって支払われた賃金(賞与除)の合計を180で割った額の50~80%ほどとなっています(60~64歳は45~80%)。低賃金の人ほど割合は高く設定されていて、日額の上限は以下のようになっています。

年齢 基本手当の上限額(日額)
30歳未満 6,760円
30~45歳未満 7,510円
45~60歳未満 8,265円
60~65歳未満 7,096円

(令和3年8月1日現在)

他にも受給資格者には再就職に向けて様々な支援があり、公共職業訓練等を受講する場合の技能取得手当や求職の申込後に発生した疾病等により職業に就けない場合に発生する疾病手当など、状況により別手当を受給することができるかもしれません。

日雇の場合は、雇用保険の一般被保険者とは違う制度があります。生活をするために日雇いの仕事を検討する場合、日雇労働被保険者になっておくと、いざという時に日雇労働求職者給付金を受け取ることができるようなります。気になる人は、一度ハローワークに問い合わせしてみるといいでしょう。

求職者支援制度は仕事を探す時の制度。職業訓練しながら給付を受ける

もし、失業保険の受給ができなかったり受給が終わったが仕事が見つからなかったりしても、求職者支援制度があります。

求職者支援制度とは
失業保険とは別に、再就職や転職など仕事を探している人が、就職に必要なスキルを得るための職業訓練を無料で受けられる制度です。ただ訓練を受講するだけでなく、月10万円の生活支援金の給付も受けられます。

この制度には、上限はあるものの訓練受講手当の月10万円の他に通所手当や寄宿手当ももらうことが可能です。制度を利用して訓練しながら給付金を受けられる対象者は、これらの人になります。

  • 失業保険がもらえない離職者
  • フラーランス・自営業を廃業した人
  • 雇用保険の受給が終わってしまった人
  • 一定額よりも少ない収入のパートタイムで、転職で正社員を目指す人  など

他にも給付金はなくても無料の訓練のみの受講も可能です。対象者は以下になります。

  • 親や配偶者と同居していて一定の世帯収入はあるが、離職している
  • 働いて一定の収入はある
    (フリーランスで働きながら、正社員への転職を希望している) など

もちろん制度を利用するには、それに必要な要件が受講、給付それぞれにあります。まずは求職の意思と訓練受講の意思、他の収入などのいくつかの条件が必要です。しかし、仕事をしたくても上手く見つからない時には、上手に活用できるのでおすすめの制度です。

病気やケガをして収入が減った時は障害年金を活用する方法がある

病気やケガをして仕事に支障が出るようになった時は、障害年金をもらえる可能性があります。これは、現役で働いている場合も含まれます。

障害年金とは
病気やケガにより、生活や仕事に限度が生じるようになった時に受け取れる年金です。現役でも要件を満たせば受け取ることができます。要件には、年金の納付状況の条件も含まれます。

障害年金は、病気やケガをして初めて医師の診察を受けた時に入っている年金の種類で分かれます。

障害基礎年金 該当期間に初診日のある病気やケガで、法令で定められた障害等級表(1・2級)による障害の時に支給される年金
障害厚生年金 厚生年金に加入している期間に、初診日のある病気やケガで、障害基礎年金が給付される状態になった時に障害基礎年金に追加して支給される年金
また、障害の状態が2級に当たらない軽い状態の障害では、3級の障害厚生年金が支給される

※該当期間は、年金に加入している期間、または20歳未満、もしくは60~65歳未満の日本に住んでいる期間になります。

ただし、どちらも一定期間の公的年金の保険料が納付されていることや未納がないなどの条件があります。

生活保護は誰もが知る憲法で保障されている生活をするための制度

どうしても借りる先が見つからない、収入を得る方法がない、支援制度が使えない時は、生活保護に頼るのも大切です。申請先は福祉事務所になります。

生活保護とは
さまざまな理由により収入がない人や少ない人に対して、最低限度の生活を保障することと自立を助長するために支援をする制度です。細かくは生活保護法に基づいて決められています。

生活保護には保護の内容に応じて扶助の種類があります。

扶助の種類 内容
生活扶助 日常生活に必要なもの(食費・被服費・光熱費等)
住宅扶助 家賃
教育扶助 義務教育を受けるために必要な学用品
医療扶助 医療にかかる費用
介護扶助 介護サービスにかかる費用
出産扶助 出産費用
生業扶助 就労に必要な技能習得などの費用
葬祭扶助 葬儀費用

お金は、内容により実費や基準額を支給されたり相手方に支払いされたりします。収入があっても最低限度の生活費よりも少ない場合は、収入額により保護費が変わってきますが、受給は可能です。また、年金をもらっていてもあまりに少なくて生活が困難な時も合わせて受給することはできます。

当然、条件やデメリットはあります。まず、持ち家や車の売却を指摘されたり(例外もあります)、他の制度の利用を先に促されるなど他の手段を求められます。また、毎月収入の状況の報告が必要で、定期的に福祉事務所のケースワーカーの訪問調査が入ります。

様々な制約がある、親類や周りに知られたくないなど、ハードルを高く感じて諦める人も多い制度ですが、まずは生きていくことを何より重要視してください。1人では上手く申請できず却下された、不安だという時は、支援団体に相談する方法もあります。

生活保護というと恥ずかしい、周りに申し訳ないと思う人もいるかもしれませんが、逆に自分に余裕が出てきたら税金を払う、支援団体に協力するなど、支援する側になればいいのです。生きていく権利は、しっかりと主張しましょう。

お金がないからやばいと思っても方法はある。まずは落ち着くこと

「お金がない。やばい」といっても、その状況は人によって違います。一時的にやばい場合と、本当に明日どうしようという人とは、原因が違います。そして、対処の方法が変わってきます。

この記事ではいくつかの対処法を記載しましたが、状況を見極めて参考にしてください。そして、一時的な問題で終わるのではなく、今後も同じ状況にならないよう、考えていく必要があります。

もちろん、急に誰もが大金を手に入れることはできないため、突然変わることは難しいかもしれません。しかし、行動をしないと前にすすめず、また変わることすらもできなくなります。少しずつでも行動が変われば、よくなっていきます。諦めずに、今あるシステムや支援を上手く活用して生活していきましょう。

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